コロナウィルスのこの業界への影響について 1

こんばんは!
相当久しぶりに記事を書かせていただきました。

正直言って今この業界は大変な逆境にいます。
コロナウィルスの影響で瀕死の状態に陥ってます。
このコロナの影響について今後色々と書いていきたいと思います。

突然ですが!
航空業界は主に3つの存在意義があると思います。
1 公共交通
2 ビジネス
3 余暇

ざっくりとこの3つがございます。
1つずつお話しさせていただきます。

1 公共交通

これは、皆さんがいつも利用するであろう電車、地下鉄、バスなどと同じ公共交通機関としての役割です。
飛行機で通勤、通学する人はいないと思いますが、帰省する、用事があって移動するなど生活に欠かせない交通機関としての役割を担っています。

2 ビジネス

これはその名の通りビジネスでの利用を言います。
会社の出張などで利用することが当てはまりますが、この必要な移動に対する役割も大いに担っています。
近距離や大都市の移動は新幹線が便利な場合も多々ありますが、長距離、海外路線は飛行機が不可欠です。

3 余暇

これは旅行に行くなどの余暇産業で利用することを言います。
東京ディズニーランドへ家族旅行に行く、新婚旅行に行く、社員旅行に行くなどが当てはまります。
今この3つの役割が全てなくなってしまっている状況です。

特に、「余暇」に関してはゼロに等しい状況です。
この余暇というのは、衣食住、全てが満たされて最後に来るのが余暇産業です。
生活が苦しいのに旅行に行く人はあまりいませんよね。

特に今回は自宅待機を言われており、とてもじゃないですが旅行どころではありません。
もうこの余暇での移動が完全になくなっている状況です。

ビジネスの移動に関しても、今はほとんどどの会社も出張は禁止です。
テレワークを推進されており、ここは今後出張という業態が劇的に変わる可能性もあります。

ようするに、今までなかなか浸透してこなかったネット上での会議などが、このコロナを機に一気に進む可能性があります。

そして公共交通機関の役割。

これもここまで移動自粛を叫ばれると、移動もできなくなります。
国内線はまだ飛んでおりますが、海外路線は悲惨な状況です。
福岡空港などは、国際線が飛んでない日がほとんどになりました。
正直考えられない状況です。

各国の入国制限もあり、仕方ない部分もありますが、
ここまでの状況になるなんて誰も想像できないことでした。

航空業界というのは、飛行機を駐機させていても1円も生まれません。
航空会社は飛行機を飛ばして利益を生みます。
今その根本的な状況が崩れておりますので、どうしようもできません。
本当に耐えるしかない・・・ という非常に苦しい状況です。

国によっては公共交通機関という大事な役割を考えて、国として航空会社を救うという事もやっておりますが、
そうでもしないと航空会社も倒産してもおかしくない危機的な状況です。

とにかく早期終息。
これ以外にこの業界が元に戻ることはありえません。
終息を願ってやみません。

今後もこのコロナウィルスに関する様々な影響について
航空業界で働いている立場からお話をしていきます。

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