世界の航空会社の安全性について格付けを行っているオーストラリアのウェブサイト「エアライン・レーティング(Airline Ratings)」が2021年の安全な航空会社ランキングを発表しました。
はたしてどこの航空会社が入ったでしょうか。
TOP10をご紹介していきます。
安全な航空会社ランキング
2020年で100周年を迎えた歴史ある航空会社。安全全、運航の信頼性、メンテナンスなど常に最先端にあり、ジェット機時代の到来以降、1度も死亡事故を起こしていない世界的にも非常に優れた航空会社。
1993年に設立された比較的新しい航空会社で、毎年驚異的な成長を遂げている。イギリスのスカイトラックス社によるエアラインランキングも毎年上位にランクインし、設立以来1度も重大事故は起こしていない。
エコノミークラスでフルフラットシートができる「スカイカウチ」を導入するなどサービス面で非常に評価の高い航空会社。世界各国のエアラインランキングでも非常に評価が高い。
常に最新機材を投入し、世界的に見ても機齢が非常に若い。日本のエアラインランキングでも常に上位にランクインしている。国土は狭いがシンガポール経由の東南アジア、オセアニアなどにも利便性が非常に良い。
2階建て飛行機エアバス380を大量に発注したことで有名であり、世界最大の発注国である。エミレーツ航空の購入が終わったため、A380は2021年に生産終了となった。機内サービス、機材等も非常に評価が高い
1991年の営業開始以来、一度も死亡事故は起こしていない、安全な航空会社の中の1社として評価をされている。サンリオと提携し、ハローキティジェットを運航中。
エミレーツ航空同様、潤沢なオイルマネーを背景に新規の機材を次々と投入し急成長。買収による拡大路線もやっているが、参加の航空会社の経営破綻も多く、業績不振にもなっている。
名前だけ聞くとアメリカのアラスカにある小さな航空会社のように聞こえるが、300機以上保有する巨大航空会社。本社はシアトルにあり機内ではスターバックスコーヒーが出るようでサービスにも定評あり。
国際的な評価も非常に高く、1972年以降、重大な事故は一度も起こしていない。日本人乗務員も多く、日本でも人気の高い航空会社。
歴史も非常に古い、格式あるイギリスの世界有数の巨大航空会社。その昔唯一、超音速旅客機であるコンコルドを保有していたことで有名。
日本の航空会社のランクインは?
残念ながら日本の航空会社のランクインはありませんでした。
ただし、日本の航空会社の死亡事故は1985年の日本航空123便以来起きておりません。
基本飛行機は安全な乗り物です。世界中で毎日多くの飛行機が離発着していますが、死亡事故率というのは非常に低いです。ただし、1度の事故が大惨事につながりますので、そこだけを注目してしまうと怖いですよね。
ここのランキングに入っていないからと言って危険な航空会社というわけではありません。
どの航空会社も安全運航というのが最低限の条件ですから。
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