航空会社への就職を目指す方へ

2020年コロナにより航空業界は一変しました。

誰が空港から国際線が1本も飛ばなくなって国内線がここまで大減便になるなんて想像できたでしょうか。

非常に残念ではありますが、主要な国内エアラインの来年度の採用はほぼ中止の状況です。

  • ANAグループ 2021年度入社採用中止
  • JAL 2021年度入社採用中止
  • スターフライヤー 募集活動は終了しました
  • スカイマークエアラインズ 2021年度新卒採用活動の中止を発表
  • ピーチ航空 航空機整備技術職のみ2021年4月入社で募集あり
  • ジェットスター 5月の時点で募集締め切り
目次

全日空(ANA)

ANAグループはホームページにて2021年度入社の採用中止について7月に発表しました。新型コロナウィルスの影響の長期化で収束が見通せず、今後の事業計画の策定が困難な状況が続いているという事で採用中止の判断に至っています。

日本航空(JAL)

JALに関しても7月の発表で、2021年度入社の新卒採用の活動を中止しました。JALグループ各社においても採用活動の中止を発表しています。

スターフライヤー

スターフライヤーのホームページには、総合職、客室乗務員の新卒採用の募集は終了しましたと記載されています。中途採用やグループ会社の採用に関しても募集はありません。

スカイマークエアラインズ

スカイマークエアラインズは10月13日にマイナビサイトにて2021年度採用活動の中止について発表しました。事務系、技術系スタッフ、客室乗務員、自社養成パイロットについての採用活動を中止します。

ピーチ航空

特に採用活動中止という発表は見当たりませんが、今年度卒業の整備士訓練生のみ募集を行っております。

ジェットスター・ジャパン

ジェットスター・ジャパンに関しては5月の時点で新卒採用の募集を締め切ったとマイナビに記載されています。

今後の航空業界の動向は?

IATAの発表

ちょっと前になりますが、IATA(国際航空運送協会)が7月28日に発表した世界の航空需要が新型コロナウィルスの影響を受ける前の水準に戻るには、2024年になるという見通しを発表しました。

2024年・・・。3年以上先の話になります。

正直言ってこれは本当に厳しいですね。

台湾の発表

コロナの封じ込めに成功している台湾は観光目的の海外旅行に関しては以下のように発表しています。

台湾の観光局の暫定的な予測では、まず2021年の第4四半期(10月~12月)まで国境を閉鎖する。

解除後は日本、韓国、ベトナム、香港、マカオ、ニュージーランドの5大以上をターゲットにして、航空運賃、輸送手段の優遇措置、チャーター便、インセンティブ旅行プログラムの導入などを検討する

引用 経済日報 2020年11月2日の記事

台湾でもこの時点で来年の10月以降に解禁とみているようですから、約1年後。それまで各航空会社が耐えれるのかどうかですね。

管理人の見解

もう航空業界は2度と元の状況には戻らないのではないでしょうか。

その理由としては、今までこの航空業界の需要を支えてくれていた人の動きの中で、観光需要と出張需要があります。

観光需要は、コロナウィルスが終焉するか、インフルエンザと同じような扱いになれば当然戻ってきますし、その需要は爆発的に伸びると思います。我慢している人がたくさんいますからね!

しかし出張需要はどうでしょうか。これだけzoomなどでの会議が浸透すると、わざわざ行かなくても大丈夫というようになるのではないでしょうか。

航空会社にとって出張需要の航空券は高いチケットの利用が多く、非常に大事なお客様です。観光需要の場合は、格安チケット利用が多く単価は低いですが、出張需要の場合は、ビジネスクラスやエコノミークラスでも変更可能なチケットを利用する場合が多く、観光需要のFIXチケットより単価の高い場合が多いので、航空会社にとっては大事な収入をもたらすお客様となります。

今後この出張需要のお客様が減少してくるとなると、単価が下がりますから、航空会社の収益にも影響が出てきます。

さらに日本の人口は少子高齢化に伴い徐々に減少していきます。高齢化が進めば旅行需要も減ります。そして今の日本は貧富の格差も大きくなりつつあり、旅行できる余裕のある人が減少していくのではないでしょうか。

その分インバウンドを大きく受け入れていけば国際線の需要は伸びる可能性もありますが、日本のマーケットという事で考えますと、非常に厳しい状況と思わざるおえません。

個人的には航空業界の未来を悲観的に考えておりますが、就職を目指す方にとっては、今年、来年くらいまでは厳しい状況が続くとは思います。ただ、このコロナ禍で休業などが続きやむを得ず航空業界を退職され別の仕事に就かれた方も多くいます。日系企業は雇用を守っていますが、外資系航空会社のスタッフは結構解雇されているという話も聞きます。

そういった会社も運航が戻ればスタッフが必要になりますので、これが来年になるのか再来年になるのかはまだわかりませんが、外資系航空会社を中心に雇用が増える可能性があります。

絶対に航空業界で働きたい!!という方は、今は勉強期間と位置づけ、語学の勉強などに力を入れ、すぐに就職活動が迫っている方は取り急ぎ他業種で経験を積んで航空業界の人材が回復する時期を待つというのが得策ではないかと思います。

ただ間違いなく言えるのは、コロナを克服したときは、観光需要を中心に爆発的に需要が戻ると思います。そのチャンスを逃さないことが大事です!

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