大韓航空(KE)とデルタ航空(DL)は2017年3月29日、太平洋路線において共同事業を実施するために覚書を締結しました。
主な目的は路線網の拡張で、今後は覚書に関する諸条件を確認後、最終合意に調印して政府認可を申請する予定です。
認可取得後は対象となる便の売り上げやコストを共有するほか、乗継利便性の向上に向けてフライトスケジュールを調整します。
そのほかマイレージプログラムの連携の許可、コードシェア便の拡大、主要空港での施設の共有なども進めます。
DLによると今回の覚書締結により、KEとDLのネットワークはアメリカ大陸の290都市以上、アジアの80都市以上に拡大します。
太平洋路線の強化については、DLは2017年6月3日からアトランタ/ソウル(仁川)線の運航を1日1便で開始する予定。
同路線についてはすでにKEが1日1便運航しており、DLとのコードシェアを実施しています。
一方のKEは、今夏には1日2便で運航中の仁川/ロサンゼルス線を1日3便に増便して、
さらに1日1便の仁川/サンフランシスコ線を順次増便し、2017年9月までには1日2便体制にする予定となっております。
コメント