このコロナ禍で非常に危機的な状況にある航空業界ですが、旅行業界も大きな痛手を受けています。
ここにきて大手旅行会社の2021年にかぎらず2022年4月の新卒採用も見合わせるとのニュースもでており、このコロナウィルスの影響の大きさを伺えます。
大手旅行会社の採用状況について調べてみました。
- JTB : 2022年新卒採用見合わせ
- KNTーCTホールディングス(近畿日本ツーリスト) : 2022年度新卒採用見送り
- 日本旅行 : 2022年新卒採用見送り
- 阪急交通社 : 現状発表なし
- HIS : 2021年度入社の新卒採用活動中止の発表はあるが、2022年の発表は現状なし
- ANAセールス : 本体ANAと同様に2021年度入社の新卒採用活動は中止。2022年の発表は現状なし
- JALセールス : 2019年4月~2021年3月までの間に4年制大学・大学院を卒業または卒業見込みの方で総合職の募集あり
さすがに大手旅行会社全て採用活動をしていないのかと思っていましたが、JALセールスだけはホームページ上に募集要項が出ておりました。
ただ、すべての旅行会社が大きな痛手を受けているわけではありません。GoToトラベルで多くの人が利用しているわけですからこのコロナ禍でもインターネット予約に特化した旅行会社では採用しているところもございます。
エアトリ
現状募集なし
楽天トラベル
国内宿泊取り扱いではJTBを抜いてトップの楽天トラベルは、様々な職種を募集しています。楽天は英語が必須なので、英語能力がある方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
じゃらん
じゃらんのサイトを探してみましたが、じゃらん北海道のみ募集を見つけました。じゃらんもネットに特化しており、今後も成長が見込める企業だと思います。
アドベンチャー
オンライン旅行予約サイト「skyticket」を持つ旅行会社。現在急成長しており今後も成長が見込めます。
新卒は募集してないようですが、経験者を募集しています。
ゆこゆこネット
宿泊予約や温泉メディア事業など国内に特化した予約サイトです。中途採用の募集は現在ございます。
このコロナ禍で団体、店舗などで集客していた大手旅行社は軒並み苦戦しており、GoToトラベルで人の動きは出ておりますが、カバーしきれておりません。その点インターネット予約に特化している旅行会社は若い会社も多く、店舗を持たないため固定費が大手旅行社に比べて少ないので、このコロナ禍で売り上げが落ちていてもまだ大手旅行社よりは耐えれるのだと思います。
今後はますますネット予約が増えていき、旅行会社の店舗での予約というのは減っていくことでしょう。
日本の2020年12月は医療崩壊などの言葉が飛び交い、大都市を中心にコロナウィルスの患者がとにかく増えています。
先の見えない観光業界ですが、本当に今は耐え忍ばなければならないです。
必ず戻るであろう、爆発的に戻るであろう時期まで、あとは耐えれるかどうか・・・。ですね。
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