旅行を格安で行くには!!内緒の事情5つ教えちゃいます!

せっかくの旅行!少しでも安くてお得に行きたいですよね!?

ここでは少しでもお得に旅行できる内緒の情報を教えちゃいます!

目次

オフシーズンを狙え!

こんなことは当たり前でしょと思っているかもしれませんが、安く行くにはオフシーズンを狙うことは基本的な事です。

行く場所によって当然オフシーズンは異なります。

ヨーロッパ方面

冬季期間である11月後半~2月くらいまではオフシーズン(年末年始除く)

東南アジア方面

雨季シーズンである4月~9月はオフシーズン(GW、夏休み、お盆除く)

オセアニア方面

冬季期間である4月~9月はオフシーズン(GW、お盆除く)

韓国

12月~2月までは冬のためオフシーズン(年末年始除く)

上記以外にも、全体的な日本のオフシーズンは、4月ゴールデンウィーク前まで、ゴールデンウィーク明け、夏休み明けの9月上旬、3連休などの連休明け、年末前、年始仕事始め後などもオフシーズンと言えます。

3月、9月は意外と狙い目!?!?

3月、9月は旅行会社の決算月のところが多いですが、この時期が狙い目というのは裏事情がございます。

航空会社、JR等と大手旅行社の間では送客に対する契約がある場合が多く存在します。

具体的にはこんな感じです。

上期(4月~9月)、下期(10月~3月)期間に分けて

■送客数の目標に対し、達成したら人数×達成金のお支払い      

■販売売り上げの目標に対して、達成したら販売金額×契約%のお支払い

さらに例を挙げていきます。

具体例1

4月~9月期間に●●航空と◎◎旅行会社は総客数の契約を10,000名、達成したら1人当たり3,000円の達成金を支払う契約をしたとします。

達成したら10,000名×3,000円=30,000,000円の達成金が支払われます。

当然その旅行会社は、この達成金を獲得するために●●航空を中心に販売していきますよね!?

普通に達成できればいいですが、もし9月に入ってどうやっても今の予約数で行くと500名足りないという試算が出たらどうすると思いますか?

仕方ないと諦めますか?

どう頑張っても足りない数であれば諦めますが、頑張って販売すれば達成できそうであれば、旅行会社は諦めません。

何としても達成させるために、赤字を出してでも残りの500名を追加で販売するようにします。

赤字でも!?

もちろん赤字でもです。

500名足りず9,500名で終わって達成金が0円で終わるのと、例えば足りない500名を販売するのに1,000万円使って残りの500名を販売して目標を達成して3,000万円もらっても計算上は2,000万円プラスになるわけですから、当然狙います!

極端な話をすると、2万円の航空券代だったとして、2万円を500名タダでパッケージツアーを作成して、ホテル費用と現地移動費だけでツアー価格を出して販売して500名売ったとして、旅行会社のマイナスは1,000万円、それでも見事達成すれば手元には2,000万円残るからいいですよね!?

何としてでも達成させます!

具体例2

10月~3月期間に●●航空と〇〇旅行社は販売売り上げ目標を500,000,000円と設定。達成したら販売金額の10%を達成金として支払う契約をしたとします。

達成したら5億円×10%=50,000,000円の達成金が支払われます。

これも具体例1同様に、達成するためには旅行会社はこの●●航空会社に販売傾斜をして、足りなければ達成させるために販売促進をして何としてでも達成するようにします。

もし3月や9月に大手旅行会社からある航空会社の激安商品が出た場合は、上記理由が考えられます。

航空会社としても競合他社がいる競合路線でしたらこの手法は非常に販売増につながります。

こういった契約は、大手旅行会社か、その航空会社の販売に特化したホールセラー(航空券卸会社)や旅行会社でしか行われることはありません。

ただし時代は変化してきています・・・

まだ紹介したような達成金(インセンティブ)の手法は残っておりますが、航空会社や鉄道会社の経費削減、お客様への航空券販売の直接化が進んできており、こういった販売に対する達成金のようなシステムは減る傾向にあります。

LCCではその分価格に反映していますので、当然こういった旅行会社とタッグを組んで販売傾斜する方法は基本ありません。

パンフレットの最安値設定日の特徴を知ろう

旅行のパンフレットを見てみましょう。

通常のパンフレットで例えばA~Mくらいまで旅行代金のカレンダーがあるかと思います。

パンフレットの種類や旅行会社によって異なりますが、たまに最安値が非常に少ない場合や、月に数日ずつピックアップされて設定されている場合があります。

その最安値の日の金額が次の価格の旅行代金とかなり差がある場合は、間違いなく超お得です。

なぜそういう日を作るかというと、そういった格安日を作ることによってパンフレットの表紙の表記を〇〇円~と最安値の日の金額を記載できます。

例えば、多くの設定日がB価格帯で24,800円だとしましょう。でもA価格帯が19,800円で月に3日間だけ設定されていても、パンフレットの表記は19,800円~と表示ができますので、安く見せることが可能です。

こういった「見せ値」は、安いと思っていただけるように旅行社は赤字で設定している場合もあります。

そういった設定日は、通常お客様が動きにくい日に設定されている場合が多く、その日に予約が入っていても、他の設定日に予約が入ればトータルで赤字にならないという考え方でやっています。例えば月曜日とか火曜日出発、GWの前後、4月の春休み明けなど通常、人が動きにくいところに設定されます。

こういった安い日は学校がある方、働いている方には行きにくい日ですが、うまく有給休暇を確保して、上手く利用しましょう。

チャーター便は突然セールが始まる可能性あり!

年末年始や、お盆、ゴールデンウィーク、シルバーウィークなど、「チャーター便で行く!」「臨時便で行く!」など、通常の定期便では飛んでいないような都市に直行便で行くようなツアーを見たことはあるかと思います。

チャーター便は旅行会社にとっても非常にメリットがあります。

  • ピーク時期に設定することにより、多くの座席を仕入れて販売ができる。
  • ピーク時期の設定なので、旅行代金も高額となり、売上、利益も上がる。
  • 飛行機を1機買取なので、ハイリスクではあるが、完売すればハイリターンが見込める。

こういったツアーは、旅行会社単独や数社でチャーター機を貸し切り販売しています。チャーター機は基本ピーク期間に設定しますので、定期便も高額で混んでいる日でもあるので、即完売することも多いですが、中には売れ残るチャーター便もございます。特に地方都市での地方空港からのチャーター便では集客に苦戦するときがあります。

旅行社としては募集して、満席になっても多少のキャンセルを見込み、多めに予約を受け付けて、社内的な見込みを超えればキャンセル待ちとして対応します。

なぜ多めに予約を受けるかというと、キャンセルも本当に多いんです。しかも問題がチャーター機のキャンセル条件は法律上40日前なんです。

年末年始やゴールデンウィークなどのピーク時の予約はかなり早い段階から行いますよね?

でも40日前までチャージが発生しないんです。これが非常に問題なんです。そこでこんなことが起こります。

行動
年末年始にハワイに行きたい!

でもいろんな旅行会社で聞いても飛行機の座席確保ができない。

行動
仕方ないから、サイパンのチャーター便を予約しよう。

でも本当はハワイに行きたいから、別の旅行会社でキャンセル待ち。

行動
ハワイの座席が取れた!

キャンセルチャージがかかる前だからチャーター便はキャンセル!

出発の40日前まで、無料でキャンセルができてしまいますので、結構ギリギリまで待てるんです。旅行会社側もお客様の他の旅行会社での予約状況はわかりませんから、いきなりキャンセル連絡が入るわけです。

こういう方が結構いるんですよ・・・。旅行会社もそれを見込んで多めに予約を取りますが、このキャンセル数が予想より多くなると旅行会社としても40日前というのは結構直前ですので、この余った分を再販売しなくてはなりません。

こういった場合には急いでこのチャーター便を利用した別のホテル利用やフリープランなどにした新しいツアーを作成して、販売するためにかなり値下げをして売ります。場合によっては10万以上安くする場合もあります。

これも旅行会社としては、例えば10席余らせるよりは、安くてもいいから満席で飛ばしたい!となるのでこのような形で販売せざるおえないんですね。

最初からあまり売れないチャーター便でしたら早い段階で旅行代金を改定した安いツアーが出る可能性もありますし、出発1か月前に突然格安ツアーが出る場合もあります。

行きたいけど高くて行けない!という方がいらっしゃれば、こういう場合も起こる可能性がありますので、情報収集が必要ですね!

設定日が短期間掲載のパンフレットは意外と安い!

通常パンフレットは、4月~9月、10月~3月と半年間のスパンで造成されております。こういった半年間スパンのパンフレットは良いホテルを利用し、価格帯も高めに作られております。それだけでは高いので、旅行社としてもそれよりランクの低いホテルで設定して3か月くらいの期間で作るんです。

しかし、1か月~2か月間の短期間のパンフレットが作られる場合がよくあります。

なぜそういった追加パンフレットが作成されるのか。

航空会社やホテル側からの販売要請に応じて作る場合が多い

・この期間の予約需要が非常に弱いので、ここを埋めるために価格を下げるので商品造成して欲しい。

・ホテル新館がオープンして予約がこちらに流れているので、旧館の価格を下げるので造成して欲しい。

・場合によってはパンフレット作製費を一部出すので作ってほしい  等々

ただ最近は、パンフレットという紙媒体からネットでの販売に切り替わってきていますので、ネットでセールが突然始まったりする可能性もありますね。

まとめ

このように様々な理由で安売りされる場合がございます。何より安いツアーが出た!という情報の収集が大事です。こういったツアーを賢く利用してお得に旅行しましょう!

ただ、今はコロナ禍でこういったパンフレットも一切ございませんが・・・

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